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Q17 / 医師用リファレンス v2治療編・シワ

シワにはどんな治療がありますか?

レディアンクリニック / 2026年7月5日

⚖️ 法的事実:シワ治療の選択・処方は医師の業務(医師法第17条)。本教材は医学的知識の一般情報。

⚡ 30秒早見

シワ治療は「シワの原因」に対する対応:
筋肉の動き→ボトックス(動的シワ予防的にも効く)
減った奥のクッション→ヒアル注入
肌質の底上げ→レチノイド外用+ピーリング
「1つで全部」は無理。組み合わせが原則。

💡 ひとことで言うと

シワの治療は「シワの成り立ちを潰す」戦略。
ボトックス=筋肉の動きにブレーキ(動的シワの予防にも)
ヒアル注入=内側から折り目を持ち上げる
レチノイド外用=真皮のコラーゲン工場を再稼働
ピーリング=表面を綺麗に、ターンオーバー促進
シワの種類(Q16参照)で組み合わせを変える。

📖 用語メモ

💊 治療選択マトリクス

順位治療作用機序East Asian注意点
1位ボトックスACh遮断→表情筋弛緩。動的シワの予防効果スポック眉(外側吊り上がり)注意、眉下垂リスク
2位外用レチノイド(トレチノイン等)ターンオーバー加速+コラーゲン/エラスチン産生摩擦PIH誘発。導入は低濃度から
3位ケミカルピーリング(グリコール酸等)角質剥離→代謝亢進→真皮浅層リモデリング強酸PIH誘発。サリチル酸マクロゴール推奨
組み合わせヒアル注入凹んだ溝の物理的充填表層に硬い製剤NG(チンダル)
出典:『美容皮膚Q&A』Q17, Q45, Q46, Q48

📅 治療経過の目安

ボトックス効果発現:3-7日、持続:3-4ヶ月
ヒアル注入効果発現:直後、持続:架橋度により1-2年
外用レチノイド効果実感:最低3-6ヶ月継続要、レチノイド反応1-2週間
ケミカルピーリング2週-1ヶ月に1回、通常5-10回

🏥 レディアン院内対応マップ(3層フロー)

第一選択(教科書エビデンス)→ 院内で対応可か → 対応不可なら院内代替 or 他院紹介、の3層で正直に示す。

症状 / 病型第一選択院内可否院内対応 or 代替/他院紹介
動的シワ(表情ジワ)ボトックス(Q&A本Q17, Q45)✅ 対応可ボトックス/スキンボトックス
静的シワ・肌質外用レチノイド+ピーリング(Q&A本Q17, Q46)✅ 対応可トレチノイン外用+ミラノリピール等。針RFはポテンツァ
深い溝ヒアル注入(Q&A本Q17, Q44)✅ 対応可ジュビダーム/ニューラミス

⭐ カウンセラーへの重要指示

🚨 主な禁忌・注意事項

絶対禁忌・要注意

📷 症例写真・図解

支持靱帯と顔面5層構造の断面図

支持靱帯と顔面の構造(5層)— 1:皮膚 / 2:皮下 / 3:筋腱膜 / 4:支持靱帯と間隙 / 5:骨膜と深部筋膜

出典:『患者からの質問に自信を持って答える美容皮膚Q&A』Q16 図3

出典:『患者からの質問に自信を持って答える美容皮膚Q&A』Q16 図3(顔面5層構造・支持靱帯)

📚 出典