📗 カウンセラー版はこちら 👨‍⚕️ 医師版(表示中)=詳細版 📚 目次へ
Q22 / 医師用リファレンス v2治療編・部分痩身

部分痩身への治療(顔・体の局所)

レディアンクリニック / 2026年7月5日

⚖️ 法的事実:脂肪吸引等の外科的処置は医師の業務(医師法第17条)。同意書・術後合併症の明確な説明が必須。

⚡ 30秒早見

部分痩身は「頑固な脂肪ポケット」だけを狙って輪郭を彫刻する治療。
外科的:脂肪吸引(物理除去、即効・強力)
非外科:冷却脂肪溶解 / 脂肪溶解注射(緩やか・複数回)
部位別に安全な層とアプローチが違う。

💡 ひとことで言うと

「頑固な二重あご」「浮き輪肉」「太もも外側」など、食事と運動でも落ちない局所の脂肪ポケットを、脂肪細胞の数を物理的に減らすのが部分痩身。
・外科(脂肪吸引):一回で強力に、ただしダウンタイム有
・非外科(冷却・脂溶注):緩やかに、複数回で自然な仕上がり
1つで「体重を大きく減らす」目的の治療ではない。「輪郭のデザイン」ツール。

📖 用語メモ

💊 治療選択マトリクス

順位治療作用機序Asian注意点
外科1位脂肪吸引(Liposuction)カニューレ挿入・往復運動と陰圧で脂肪組織を物理除去穿刺部PIH・肥厚性瘢痕リスク、目立たない位置からアプローチ
非外科1位冷却脂肪溶解(Cryolipolysis)脂肪細胞4℃冷却→アポトーシス→マクロファージ貪食→自然排出Asian skinで腫れ・赤み長引く可能性
非外科2位脂肪溶解注射(デオキシコール酸等)脂肪細胞膜を化学的に破壊強い腫れ・赤み1-2週間、丁寧な事前説明必要
出典:『美容皮膚Q&A』Q22 / 『Baumann』Ch22 / 『PS Vol 2』Ch25

🎯 部位別の解剖学的アプローチ

部位アプローチの要点
顔面(顎下・頬)顔面神経下顎縁枝が極めて浅く走行 → 極細鈍針カニューレで浅層皮下脂肪のみ愛護的に吸引。神経損傷で笑顔が非対称に
体幹(下腹部・大腿・二の腕)深層脂肪+浅層脂肪の2層構造 → 太いカニューレで深層中心に吸引、浅層は均一残存で凹凸予防
顎下(二重あご)脂溶注(デオキシコール酸)・冷却が主流、外科は脂肪吸引でシャープなライン形成
出典:『Plastic Surgery Vol 2』Chapter 25 / 『East Asian』Chapter 24

🏥 レディアン院内対応マップ(3層フロー)

第一選択(教科書エビデンス)→ 院内で対応可か → 対応不可なら院内代替 or 他院紹介、の3層で正直に示す。

症状 / 病型第一選択院内可否院内対応 or 代替/他院紹介
体幹の部分脂肪脂肪吸引(外科)/冷却脂肪溶解(非外科)(Q&A本Q22, Baumann Ch22)✅ 脂肪吸引対応可 / 冷却は未搭載脂肪吸引。非外科は脂肪溶解注射(FatX/カベリン)で代替、腫れ長引く点説明
顔の部分脂肪極細鈍針の脂肪吸引/溶解(顔面神経下顎縁枝注意)✅ 対応可メーラー・ジョールファット除去/脂肪溶解注射/オンダプロ

⭐ カウンセラーへの重要指示

📅 治療経過

脂肪吸引術後圧迫3日〜1週間、腫れ・内出血2-3週間、最終仕上がり3-6ヶ月
冷却脂肪溶解1-2ヶ月かけて排出→細くなる。通常2-3回で目に見える効果
脂溶注術後強い腫れ1-2週間、複数回(3-5回)で効果実感

🚨 禁忌・注意事項

絶対禁忌・要注意

📷 症例写真・図解

冷却脂肪溶解(CoolSculpting)による腹部の施術前後

非侵襲的部分痩身の代表例:冷却脂肪溶解(CoolSculpting/Zeltiq)による腹部の変化 — 治療前 → 1回治療12週後 → 2回治療12週後、および治療部位の設計

出典:『患者からの質問に自信を持って答える美容皮膚Q&A』Q22 図1

出典:『患者からの質問に自信を持って答える美容皮膚Q&A』Q22 図1(冷却脂肪溶解の施術前後)

📚 出典