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Q23 / カウンセラー教材 v2治療編・赤ら顔

赤ら顔への治療

レディアンクリニック / 2026年7月5日

⚖️ 法的事実:赤ら顔の原因鑑別・治療選択は医師の業務(医師法第17条)。酒さ・脂漏性皮膚炎・毛細血管拡張症の鑑別が特に重要。

⚡ 30秒早見

赤ら顔は「毛細血管が広がったまま縮まない」「炎症が慢性化」が主因。血液の赤色(ヘモグロビン)にだけ反応するVビーム / IPLで、正常肌を傷つけずに血管だけ閉じる。※Vビーム(PDL)は院内未搭載——院内ではIPL(ステラM22)で対応し、血管専用レーザーが必要な例は他院紹介。
酒さ4病型の鑑別が第一歩。

💡 ひとことで言うと

赤ら顔は「毛細血管がずっと拡がってる」「炎症が慢性化してる」状態。
・毛細血管拡張型 → Vビーム(PDL)で血管だけ狙い撃ち
・全顔マイルドに → IPL(Vasculaフィルタ)
・深い青くま系 → Long pulse Nd:YAG
1回では消えない。通常5回以上、3ヶ月間隔で継続。

📖 用語メモ

🎯 分類と鑑別

酒さの4病型

病型臨床像
1期紅斑毛細血管拡張型(ETR)鼻・頬持続赤み、ほてり、糸くず状の毛細血管
2期丘疹膿疱型(PPR)赤みに加えニキビ酷似の丘疹・膿疱
3期鼻瘤型(Phymatous)鼻皮膚肥大・隆起(ミカン皮状)
4期眼型(Ocular)結膜炎・眼瞼炎・目のゴロゴロ感

鑑別ポイント

疾患鑑別ポイント
脂漏性皮膚炎鼻唇溝・眉間・生え際に黄色い油っぽい鱗屑、痒みあり、毛細血管拡張なし
毛細血管拡張症基礎に炎症なし、ほてり発作なし、血管のみが永続的に浮き出て見える
顔面ステロイド皮膚炎ステロイド外用の使用歴あり、離脱時のリバウンド赤み
出典:『美容皮膚Q&A』Q23 / 『Baumann's Cosmetic Dermatology』Chapter 19

💊 治療選択マトリクス

順位治療波長作用機序 / 適応
1位PDL(Vビーム)595nmヘモグロビンに強吸収 → 血管内皮熱凝固閉塞。DCDガス冷却で表皮保護必須
2位IPL(Vasculaフィルタ)500-600nm全顔マイルド、紫斑出さず赤み+くすみ同時改善(レディアン ステラM22)
3位Long pulse Nd:YAG1064nm深部浸透 → 深部青静脈・青くま用
補助外用(メトロニダゾール等)-酒さPPR型の炎症コントロール(保険皮膚科)
出典:『美容皮膚Q&A』Q23, Q38, Q41

🏥 レディアン院内対応マップ(3層フロー)

症状第一選択院内可否院内対応 or 代替
強い赤み・毛細血管拡張PDL(Vビーム 595nm)❌ 未搭載他院紹介(血管レーザー搭載施設)
全顔マイルドな赤み・くすみIPL Vasculaフィルタ✅ 対応可フォトフェイシャル ステラM22(Vasculaフィルタ 1回 12,100円〜)
深部青静脈・深部血管Long pulse Nd:YAG 1064nm❌ 未搭載他院紹介
酒さPPR型(丘疹膿疱)外用メトロニダゾール等(保険)△ 保険適用薬取り扱いなし保険皮膚科紹介

💬 カウンセラー対応のポイント

📅 治療経過

回数通常5回以上(1回で完治しない)
間隔3ヶ月以上空ける
ダウンタイムVビーム:紫斑(内出血斑)1-2週間 / IPL:微細かさぶた2-7日
効果実感3-6ヶ月かけて徐々に

🚨 禁忌・注意事項

絶対禁忌・要注意

📷 症例写真・図解

Vビーム(パルス色素レーザー)による赤ら顔(酒さ)治療の経過

症例(50歳代男性):鼻部の酒さ(毛細血管拡張)に対するVビーム(パルス色素レーザー、Candela社)治療 — A:照射前 / B:1回照射後(3カ月)/ C:4回照射後(3カ月)、毛細血管の消退

出典:『患者からの質問に自信を持って答える美容皮膚Q&A』Q23 図1

出典:『患者からの質問に自信を持って答える美容皮膚Q&A』Q23 図1(Vビーム治療の経過・50歳代男性)

📚 出典