| 薬 | はたらき |
|---|---|
| ハイドロキノン | メラニンを作る酵素(チロシナーゼ)を抑えて新しいメラニンを作らせない |
| トレチノイン | 肌の生まれ変わりを促し、たまったメラニンを外へ押し出す。ハイドロキノンと組み合わせることが多い |
| PLUS RESTORE(プラスリストア) | レーザー・光治療の前後ケア用のドクターズコスメ(ジェイメック社)。無香料・低刺激。施術後の保湿・整肌に。区分はライン内で異なる:薬用ホワイトニングクリームTA(トラネキサム酸)=医薬部外品(美白表示可)/ナノHQクリーム(ハイドロキノン)等=化粧品(="消える"等の効能表現は不可) |
| 相談 | 第一選択(出典付き) | 院内可否 | 院内対応 or 代替・紹介 |
|---|---|---|---|
| 肝斑 | 外用HQ+トラネキサム酸内服+遮光が土台 原典Q5・Q48/49 |
✅ 対応可 | ハイドロキノン5%(+トレチノイン)。飲み薬・遮光と組み合わせる |
| 炎症後色素沈着(PIH) | 外用HQ+徹底遮光 原典Q6・Q48 |
✅ 対応可 | ハイドロキノン5%+トレチノイン。遮光を徹底 |
| 濃い日光黒子(単発) | レーザーが第一選択、外用は補助 原典Q3・Q37 |
△ 外用は補助 | 塗り薬だけで濃いシミを消すのは難しい。ピコスポットが向くことを説明 |
| タイミング | 院内採用薬 | ポイント |
|---|---|---|
| 夜 | ハイドロキノン5%を患部に薄く + トレチノイン0.05%(刺激を見て0.1%へ漸増) | メラニンを「作らせない(HQ)」+「押し出す(トレチノイン)」の二本柱 |
| 朝 | PLUS RESTORE等で保湿・整肌 + 遮光を徹底 | 塗った肌は光に敏感。遮光なしでは効果が出ず悪化も |
| 内服と併用 | 肝斑はスキンマリア(内服)と組み合わせる | 外用+内服+遮光で肝斑を治療 |
肝斑・PIHの院内外用の第一選択はこの「HQ5%+トレチノイン」の組み合わせ。トレチノインは刺激が出やすいので低濃度から。ハイドロキノンは連用期間を医師が管理します(休薬期間を設けることもあります)。
💡 追加で検討の余地(院内採用は要判断)
肝斑の外用補助としてトラネキサム酸外用・ビタミンC外用・アゼライン酸なども候補になり得ます。院内に採用するかはコスト・エビデンスを見てドクター/院で判断。⭐提案(現行の院内採用薬はHQ5%・トレチノイン・PLUS RESTORE)
・「肝斑や色素沈着は、塗り薬・飲み薬・日焼け対策が土台になります。当院にはハイドロキノンやトレチノインという塗り薬があります。使えるかどうかは医師が診て判断します」
・「濃い1個のシミは、塗り薬だけで消すのは難しいことが多く、レーザーが向く場合があります」
・「トレチノインは妊娠中は使えません。妊娠の可能性がある場合は必ずお伝えください」
| いつ塗る? | 多くは夜に使います。使い方は薬・濃度で違うので医師の指示に従ってください |
| 赤くなったけど大丈夫? | 使い始めの赤み・皮むけはよくありますが、強い場合は使用を控えて受診を案内します |
| 市販品との違いは? | 医療機関の処方は濃度や成分が異なり、医師の管理下で使います。効果と刺激の両面で医師が調整します |
Q5 肝斑 / Q6 PIH / Q49 シミ内服薬 / Q50 美白化粧品 / Q37 ピコ秒レーザー