| 薬 | はたらき |
|---|---|
| トラネキサム酸 | 肌の炎症・メラノサイトの活性化に関わる働きを抑え、肝斑に用いられる |
| ビタミンC・E | 抗酸化・メラニン生成のサポート的な働き |
| L-システイン | メラニンの生成を抑え、排出をサポート |
スキンマリアは、美白に関わる成分を1錠にまとめた合剤(5つの成分)です。
| 配合成分 | はたらき |
|---|---|
| トラネキサム酸 | 肝斑に有効(メラノサイトの活性化を抑える)=この薬の要 |
| ビタミンC(アスコルビン酸) | 抗酸化・メラニン生成を抑える |
| L-システイン | メラニン生成抑制・排出サポート |
| グルタチオン | 抗酸化・メラニンを明るい方向へ |
| ビタミンE | 抗酸化・血行サポート |
トラネキサム酸を1錠あたり250mg配合(1日2回=500mg/日)。これは教科書で肝斑に用いられる経口トラネキサム酸の用量(500〜750mg/日)の下限に相当する(Baumann's Cosmetic Dermatology)。加えて美白成分(ビタミンC・L-システイン・グルタチオン・ビタミンE等)を1剤にまとめている点が、院内でスキンマリアを肝斑第一選択の内服にする理由です。1日2回内服が基本。成分(1錠・実物ラベル確認済 2026-07-31):トラネキサム酸250mg/アスコルビン酸133.3mg/L-システイン26.7mg/グルタチオン16.7mg/パントテン酸Ca 2.0mg/ビタミンE 33.3mg。院内価格=約4,400円・1日2回内服
| 相談 | 第一選択(出典付き) | 院内可否 | 院内対応 or 代替・紹介 |
|---|---|---|---|
| 肝斑 | 外用HQ+トラネキサム酸内服+遮光が土台(内服は治療の柱) 原典Q5・Q48/49 |
✅ 院内第一選択=スキンマリア | スキンマリア(院内の肝斑第一選択の美白5合剤・トラネキサム酸含有)+外用(ハイドロキノン等)+遮光。トラネキサム酸3点セット(3,850円)も選択肢 院内価格=約4,400円・1日2回内服 |
| 全体的な美白(びまん性のくすみ) | 遮光・スキンケアが基本、内服・外用を組み合わせる 原典Q49・Q56 |
✅ 対応可 | スキンマリア等の美白内服。肝斑ほど確立したエビデンスはなく穏やかだが、抗酸化・メラニン抑制で底上げする位置づけ。過大な表現はしない |
💡 内服は「補助」なのか「治療」なのか(大事な整理)
肝斑に対しては、飲み薬は"補助"ではなく治療の柱の一つです(トラネキサム酸内服は肝斑への有効性が知られています)。院内ではスキンマリアが第一選択。一方、肝斑ではない全体的なくすみ・美白への内服は、肝斑ほど確立したエビデンスがなく穏やか(底上げ)な位置づけ、と病態で分けて考えます。
・「肝斑は、飲み薬・塗り薬・日焼け対策の3つで治療します。当院ではスキンマリアという飲み薬が中心になります。飲めるかどうかは医師が診て判断します」
・「肝斑ではない全体的なくすみへの飲み薬は、肝斑ほどはっきりした効果ではなく、日焼け対策やスキンケアと組み合わせて底上げするイメージです」
・「血が固まりやすい体質や、ピル(経口避妊薬)を飲んでいる方は注意が必要なので、必ず医師にお伝えください」
| どれくらい飲む? | 肝斑では数ヶ月単位で続けることが多いです。期間は医師が診て決めます具体期間は個別・要ドクター確認 |
| 副作用は? | まれに胃部不快感など。血が固まりやすい方は注意が必要なので、既往やお薬は必ず申告してください |
| 市販サプリとの違いは? | 医療機関の処方は成分・用量が異なり、医師が既往を確認したうえで出します。安全面の管理が違います |
Q5 肝斑 / Q48 シミ外用薬 / Q50 美白化粧品 / Q56 サンスクリーン剤