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Q40 / 医師用リファレンス v2治療編・レーザー

炭酸ガス(CO2)レーザーとは、どんな治療ですか?

レディアンクリニック / 2026年7月20日

⚖️ 法的事実:色素性病変・皮膚腫瘍の良悪性判定・除去可否・術式選択は医師の業務(医師法第17条)。悪性が否定できない病変への焼灼はインフォームドコンセントと経過観察体制が前提。

⚡ 要点

🔬 作用機序(詳細)

CO2レーザーは組織中の水分に選択的に吸収され、瞬時の気化により組織を層状に蒸散させる(ablation)。連続波/超パルス波の設定により蒸散深度・熱拡散をコントロールでき、止血しながら病変を削るのに適する。高周波電気メス(モノポーラ)は高周波電流によるジュール熱で組織を凝固・蒸散させる点でCO2レーザーと機序は異なるが、臨床的な到達点(病変の層状除去)は類似する。いずれの方式も母斑細胞・病変組織が深部に残存すれば再発しうる点、焼灼した組織は病理診断に供せない点が限界となる。

出典:『美容皮膚Q&A』Q29〜Q33・Q40

🔎 CO2レーザー vs 高周波電気メス(医師用比較)

CO2レーザー高周波電気メス(モノポーラ)
エネルギー光(10,600nm・水に高吸収)高周波電流
深度コントロールパルス設定で比較的精密接触時間・出力で調整(術者依存度がやや高い)
止血性良好良好〜非常に良好
絶対禁忌特記なし(光線過敏等は個別判断)ペースメーカー・ICD装着者(誤作動リスク)
院内未搭載くり抜き法(直径5mm以下)搭載

院内はCO2レーザー非搭載のため、良性確定病変の整容的除去は高周波電気メスくり抜き法で運用する。深達度・再発リスクの説明は電気メスでもCO2レーザーでも同様の注意点となる。

🚨 診断が最優先:悪性鑑別(医師用チェックポイント)

焼灼前の絶対条件

🏥 レディアン院内対応(第一選択→院内可否→代替/紹介)

相談第一選択(出典付き)院内可否院内対応 or 代替・紹介
5mm以下・良性確定・整容目的CO2レーザー/高周波電気メス(原典Q29〜Q33・Q40)△ CO2レーザー未搭載/電気メス対応可ダーモスコピーで良性確認後、電気メスくり抜き法(1mmまで5,500円/2〜3mm 8,800円/4〜5mm 13,200円)
母斑完全除去/5mm超/病理希望外科的切除+病理(原典Q31)❌ 切除・病理なし切除・病理が可能な医療機関へ紹介
ABCDE該当・悪性疑いダーモスコピー→切除生検(原典Q31)診断・生検不可施術対象にしない。専門病院(皮膚科・皮膚腫瘍)へ紹介
出典:院内資料 05_ほくろいぼ除去

🚨 禁忌・要注意(臨床)

要注意

📚 出典

『美容皮膚Q&A』Q29(疣贅)・Q30(脂漏性角化症)・Q31(ほくろ)・Q32(汗管腫)・Q33(老人性脂腺増殖症)・Q40/院内資料 05_ほくろいぼ除去

📖 関連Q

Q29 疣贅 / Q30 脂漏性角化症 / Q31 ほくろ / Q32 汗管腫 / Q33 老人性脂腺増殖症