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Q41 / 医師用リファレンス v2治療編・光治療

IPL(フォトフェイシャル)とは、どんな治療ですか?

レディアンクリニック / 2026年7月17日

⚖️ 法的事実:IPL照射は医師の管理下で行う医療行為(医師法第17条)。適応・出力設定・可否判断は医師が行う。

⚡ 要点

🔬 作用機序(詳細)

キセノンフラッシュランプ由来の広帯域光を、カットオフフィルタで下限波長を規定して照射する。標的(メラニン/ヘモグロビン)の吸収特性に応じたフィルタ選択で発色団を選び、選択的光熱融解を行う。単一パルスのピークはレーザーより低く、ダウンタイムが小さい代わりに複数回のセッションを要する。ステラM22はフィルタ・ダブル/トリプルパルスの調整で赤み系(Vascula)・ニキビ系(Acne)等に対応する。

出典:『美容皮膚Q&A』Q41(IPL)

🔎 IPL vs レーザーの使い分け(医師用)

IPLQスイッチ/ピコ
光源広帯域・フィルタ選択単一波長・短パルス
適応の中心小斑型日光黒子・雀卵斑・びまん性色調/赤み・毛穴・軽症ざ瘡濃い境界明瞭色素斑・真皮メラノサイトーシス・タトゥー
肝斑悪化リスク・原則回避トーニングは補助(土台治療優先)
ダウンタイム小(microcrusting程度)スポットはcrust/whitening

💡 薄い色素病変:IPL vs ピコトーニング vs Qスイッチルビー(医師用)

IPLピコトーニングQスイッチルビー(694nm)
本来の用途表在の淡い色素・そばかす・小斑型日光黒子・血管を面で低フルエンス多重パスでびまん性色調・肝斑を均す高メラニン吸収で濃い境界明瞭色素斑を狙い撃ち
点在する薄いシミ◎ 得意△ 消去より均一化△ オーバースペック
PIHリスク低〜中低(低フルエンス)相対的に高い(淡色・低コントラスト病変で取りこぼし+熱負荷)
ダウンタイム小(microcrust)ほぼなしcrust

結論:点在する薄いシミ・そばかす・小斑型日光黒子はIPLが第一。トーニングは肝斑・びまん性くすみの均一化が本領で、輪郭のある薄色素斑の除去には不向き。ルビーは濃い単発病変向きで、低コントラストの淡色多発病変では選択的吸収が下がりPIHリスクが上がるため薄いシミには非推奨。標的色素と背景のコントラスト・Fitzpatrick・分布で医師が選択。臨床実感の層を含む/⭐機種選択はドクター判断

🏥 レディアン院内対応(第一選択→院内可否→代替/紹介)

相談第一選択(出典付き)院内可否院内対応 or 代替・紹介
小斑型日光黒子・雀卵斑IPL(原典Q4・Q41)✅ 対応可ステラM22(12,100円〜)。濃い部位はピコスポット併用
濃い単発色素斑Qスイッチ/ピコ(原典Q3・Q37)△ ピコが適ピコスポットを優先。IPLは補助
肝斑外用HQ+トラネキサム酸内服+遮光が土台(原典Q5)❌ IPL回避土台治療優先。IPL/強刺激は悪化リスク
赤ら顔マイルド=IPL、明瞭な毛細血管拡張=PDL(原典Q23・Q38)△ M22 Vascula可/PDL未搭載全顔マイルドはM22 Vascula。明瞭な血管拡張・深部青色調はPDL/Nd:YAG未搭載→他院紹介。PPR型は保険皮膚科
出典:機器メニュー(11_ステラM22)/capability master

🚨 禁忌・要注意(臨床)

要注意

📚 出典

『美容皮膚Q&A』Q41・Q3/Q4/Q5/Q23/院内機器メニュー(11_ステラM22)

📖 関連Q

Q35 レーザーとは / Q37 ピコ秒レーザー / Q38 色素レーザー / Q4 雀卵斑 / Q5 肝斑 / Q23 赤ら顔