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Q33 / カウンセラー教材 v2できもの編・老人性脂腺増殖症

老人性脂腺増殖症とはどのような病気ですか?

レディアンクリニック / 2026年7月12日 — 皮脂腺が増えた良性の変化・基底細胞癌との鑑別に注意

⚖️ 法的事実:老人性脂腺増殖症かどうかの判定・治療可否は医師の業務(医師法第17条)。本教材は一般情報。カウンセラーは「脂腺増殖症ですね」と判定しない。

⚡ 30秒早見

老人性脂腺増殖症は、腫瘍ではなく正常な皮脂腺が過剰に増えた(過形成)状態。中年〜高齢者の顔に、白色〜黄色の1〜数mmの丘疹ができる(『美容皮膚Q&A』Q33)。典型例は中央がくぼむ(中心臍窩)のが特徴。ただし基底細胞癌(皮膚がん)などとの鑑別が必要で、小さいものは生検が必要なこともある。治療は液体窒素・くり抜き・CO2レーザーなどがあるが、病変は皮下まで及ぶことがあり再発・瘢痕・色素沈着のリスクがある。

🧬 病態

📖 用語メモ

成り立ち・特徴

『美容皮膚Q&A』Q33(栁原茂人)

🔍 鑑別 — 基底細胞癌との見分けに注意

⚠️ 良性と決めつけない — 皮膚がんとの鑑別

💊 治療選択(教科書ベース・出典付き)

順位治療法作用機序・要点根拠
診断が先臨床像で診断、小さい・非典型は生検基底細胞癌など他疾患の除外『美容皮膚Q&A』Q33
侵襲の少ない第一選択液体窒素療法(1〜数回)凍結で縮小が期待できるが再発してくることが多い『美容皮膚Q&A』Q33
根治的な選択肢パンチによるくり抜き/炭酸ガス(CO2)レーザーによる焼灼病変が皮下組織にまで及ぶため、瘢痕・色素沈着が生じうる『美容皮膚Q&A』Q33
報告あり(日本では保険適用外)イソトレチノイン内服有効との報告があるが、本疾患への使用は保険適用外・適応外。適否は医師判断(要ドクター確認)『美容皮膚Q&A』Q33

💡 期待値のコントロール

液体窒素は侵襲が少ない一方で再発してくることが多い。根治を狙うくり抜き・CO2レーザーは皮下まで及ぶ病変を扱うため瘢痕・色素沈着のリスクがある。原典も「取り残せば再発があり、取り切れたとしても瘢痕化や色素沈着のリスクがあることを説明し、同意の上で施術することが望ましい」とする。効果保証はしない。

🏥 レディアン院内対応(3層フロー)

院内メニュー資料(05_ほくろいぼ除去)を照合。レディアンは自費クリニックで液体窒素・CO2レーザー・病理生検の取り扱いはない。院内の除去手段は高周波電気メスくり抜き法(対象は直径5mm以下)のみ。

病型/症状第一選択(教科書)院内可否院内対応 or 代替/紹介
典型的・小さい・整容目的 液体窒素/CO2レーザー/パンチくり抜き △ 電気メスくり抜き法(5mm以下)はあるが、液体窒素・CO2レーザーはなし まず医師診察で良性・典型と確認が前提。確認できれば整容目的で電気メス除去を検討(1mmまで5,500円/2-3mm 8,800円/4-5mm 13,200円・税込)。皮下に及ぶと瘢痕・再発の可能性を説明
多発・広範囲 液体窒素(面で縮小) 面での処理手段なし 個別の電気メス除去は数が多いと非現実的。液体窒素・CO2レーザーができる皮膚科・形成外科を案内
非典型・小型で鑑別困難・急速変化・出血 生検で確定診断 院内で診断確定・生検不可 施術対象にしない・焼かない。基底細胞癌など悪性が否定できないため、医師診察→保険皮膚科で生検・確定診断を最優先で案内

⚠️ イソトレチノイン内服に関する院内注意

📅 治療経過の目安

液体窒素療法(保険皮膚科)1〜数回で縮小するが再発してくることが多い
電気メスくり抜き法(院内・自費)直後は擦り傷様の凹み→約1〜2週で上皮化。赤みは2〜6カ月で軽快。皮下に及ぶと瘢痕・色素沈着・再発
共通再発・取り残し・瘢痕・色素沈着のリスクを事前に必ず説明

🚨 禁忌・要注意事項

電気メス(高周波・モノポーラ)の絶対禁忌・要注意(05_ほくろいぼ除去)

説明のポイント(一般情報)

📚 出典